令和3年度商工会女性部トップセミナーを開催

沖縄県商工会女性部連合会(会長仲間綾子)は、商工業に携わる女性として経営の環境変化に積極的に対応するための知識を習得し、地域経済を牽引する女性リーダーとして資質向上を図ることと併せて商工会女性部の健全なる育成並びにその活動強化に資することを目的に去った12月8日(水)にリザンシーパークホテル谷茶ベイで女性部員80名が参加したトップセミナーを開催した。
今回は、①講師に慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授岸博幸氏をお招きして、アフターコロナにおける官民一体となった地域活性化について「アフターコロナの中小企業の戦略として必要なのは、イノベーションの取組みである。イノベーションは最先端の技術を使って、今までにない0の状況から何か新しいモノやアイデアを創造することではなく、既に世にあるモノ、存在しているモノの新しい組み合わせニューコンビネーション」である。今ある1+1は2ではなく3にも4にもなることである。自社のニューコンビネーションを創造することが今後の成長戦略である。」と講話があった。
また、大江 貴志(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 研究員)より、「3. 国頭村における産学官連携を通じた地域産業6次化による商品開発等について学び、②恩納村役場桐野(恩納村赤土等流出防止対策地域協議会)より、恩納村が「サンゴの村」宣言による行政・村民・事業者が一体となった地域活性化の取組み、③おんなの駅の指定管理をして運営している㈱ONNA與儀代表より、コロナ禍の中でのおんなの駅の特産品販売機能を活かした地域活性化の取組みについて講話を頂き、コロナ禍における地域活性化の取組みについて学ぶ研修を実施した。